医療リテラシーのこと
「ピンピンころり」がいいね、と皆さんおっしゃいます。果たして、「ピンピンころり」になるためには、幾つかの条件があるように思われます。結論から申し上げますとそのひとつは、毎日「動く」こと、だと思います。「牛乳を飲む人」より「牛乳を配る人」のほうが健康だ、という名言がありますが、その通り。簡単そうな答えのほうが難しい言葉で語られる健康情報より真をついていて、それでいて毎日行うのが難しいのです。
え〜、そんなことでいいの?動くだけ?歩くだけ??
い〜んです(古っ!)
さて、少し前に読んだ医療本(一般向け)でおもしろかった2冊をご紹介します。
「安心して自宅で死ぬための5つの準備」新田國夫著
国立で在宅ケア、終末期医療に長年携わる新田先生の著作。
病院でなくって、お家で最期を迎えたい方には必読です。
http://www.nitta-clinic.or.jp/info.html
「医療につける薬 内田樹・鷲田清一に聞く」岩田健太郎著
岩田先生(医師、神戸大学教授)の著作は他にもおもしろい本、多いですが、対談形式になっている本書は読みやすく、ぜひぜひ一読を。
2015年05月04日 店長の「鍼灸と老人問題」