カメヤ鍼灸舎 のびのび
浜松にある ハリ・灸・手技療術の 東洋医学の治療所です

僕らの手でできること

100714_12260001.jpg静岡におもしろい道具をつくっている
先生がいらっしゃる、
との噂を聞き、往診の時間を利用して
伺うことにしました。

草薙駅を降りて国道一号線を西へ少し歩いた
新幹線の高架沿いに「皮膚考学研究所」はあります。
http://www.hifulabo.com/

もともと佐渡の萩原先生からの情報で、
「ハペ」や「ソマ」という道具のことを知ったのですが、
自分の目で見て試してみないという性分から、
皮膚ラボの長谷川先生の貴重な時間を
頂戴してしまいました。

長谷川先生は技術コンサルタントの仕事をなさっていて、
清水の某S社で某Pの開発に携わって
その後、鍼灸師のライセンスまで
取得したという科学者です。

漫画『そばもん』ブームの時もそうだし、
名著『木に学べ』の読後感もそうだったんですが、
鍼灸以外の世界からの視点からのほうが、
治療について気づくことが
多いのかもしれない、と思えるほど
科学者・長谷川先生のお話はおもしろかったです。
(ギターのG社のビンテージレプリカの話とか、
抱腹でした)

そして、氏の考案した道具「ハペ」「ソマ」を
実際に自分のカラダで試してみました。
おもしろい感覚と効果が出ました。
具体的には、これから追試していかないと
なんとも言えませんが。

すごい「道具」だと僕は思いました。
そして、自分の手技について
とてもフィードバックするところもありました。

ところが、この「道具」と同じような効果を、
というかこっちのほうが順番は先なのですが、
いやそれ以上の効果を手技、手、指で出している
神保町界隈の先生方を僕は知っています。
(だって、皮膚への手技で「透天涼」「焼山火」が
できちゃうんですから)

あるいは、てい鍼、散ずる鍼で効果を出されている
先生方も多くいらしゃっることでしょう。

images-2.jpeg萩原先生もおっしゃっているように、
これは「道具」だと僕は思います。
マクルーハンは『人間拡張の原理』で、
テクノロジーやメディアは人間の身体の拡張であると
述べました。

ですから、この「道具」は本来、
僕らの手でできるはずのことを
道具化したものです。
僕のやらなくてはいけないことは、
この道具以上の手技を、そしてそれを起動できるカラダをつくること。
そう思いました。

2010年07月14日 鍼灸について

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