カメヤ鍼灸舎 のびのび
浜松にある ハリ・灸・手技療術の 東洋医学の治療所です

1Q84 と 1985

ソートーなドブ板選挙がはじまったようです。
前職のセンセからこちらのケータイに
直接電話がかかってくるほどです。
ニセモノかと思った。

1242300150_97s.jpgまじめな話。
今こそ、過去から今に至る社会の「総括」を
すべき時じゃないかなと、思う。
どこから、なにが、間違ってしまったんだろ。

な〜んて思ってたら、アラカン(カンは還暦のカン)の
二人の作家がそれぞれの「総括」をしてました。
ひとつは小説、ひとつはエッセイ。

以下、私の感想です。

村上春樹著『1Q84』では、ねじれの時を1984年に設定。
新宗教、学生運動の変遷などを記号にしながら
「実体のない」世界で
「僕」が「実体のある」モノをつかむまでを描いてます。
ああ、そうか。今って「実体のない」もんね。
こちらは、小説的表現でした。

橋本治、こちらはエッセイです。
『大不況には本を読む』では、1985年に設定。
アヘン戦争以降、黒船来航以来の世界経済について
わかりやすい言葉で語ってくれてます。
とても腑に落ちました。
経済は永遠に発展しうるのか?
こういうところから議論をはじめないと、
いけないなと思いました。

歩いて84〜85年頃まで戻っていって、
そんで過去から今を振り返ったら
今はどの方角だったけ?と、足元がわからなくなった。
その答えを探さねばと思う。
「実体のある」世界を取り戻さんといかん思う夏。

橋本治先生の本はお薦めです。ご一読あれ。

2009年08月08日 店長の二刀両断「世の中バカなのよ」

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