追悼の行方
イマーノ氏がいなくなって一ヶ月が過ぎてしまった。
濃い一ヶ月だった。
死というデリケートな出来事に、
どういう意味をつけたらよいのか。
いろんな人が追悼を寄せ、僕らはそれに触れた。
人と人との関わり方とか、距離感とか、
どの角度、どの切り口でモノコトをみているのか、
追悼文は語っている。
そして、僕は深く感じ入っている。
過日、名古屋の友人とある日本料理屋さんを訪れた。
そこは、昨年3月、キヨシローが
快気祝いに訪れたという京懐石のお店「京加茂」。
なぜ僕らがそこを目指したか。
それは、お店のご主人の追悼ブロクに
いたく感じ入ってしまったからなのである。
http://nagoya.machikuru.com/kyoukamo/blog/archives/209/
女将さん「この席に座ってらっしゃったんですよ」
女将さん「これかこれか、
どっちかが清志郎さんが使われた杯です」
追悼の行き着いたとこは、美味しい京懐石でした。
僕らはお金がなかったので
4800円のいちばん安いコースでしたが、
とても美味しかったです。
覚えているメニューです。
海老の出し汁テリーヌ風
前菜5種(ふぐ白子、たこ酢、鴨、とうもろこし唐揚、生湯葉)
刺身3種(沖縄まぐろ大トロ、三河湾鯖、?)
鱧小鍋
加茂茄子、揚げ出し風
ショウガ油揚げの炊き込みご飯、赤出し汁
水瓜、シェリーゼリーのせ珈琲ムース
ごちそうさまでした。
また伺います。
女将さん、今度はもっと稼いで
もうひとつ上のコースを頼むつもりです。
2009年06月13日 音楽について