カメヤ鍼灸舎 のびのび
浜松にある ハリ・灸・手技療術の 東洋医学の治療所です

がんとは何という病だろうか

最近、なぜだか近藤誠著の
がん関連の本を読みあさっていた。
とくに 、『「治らないがん」はどうしたらいいのか』
を読んでいて、
なんとも言えない気持ちになった。

近藤先生は、K大医学部放射線科の先生で
抗がん剤や放射線治療についての論客である。
お読みでない方で興味がある方は、
この近藤先生の著書と、
抗がん剤促進派の本を読み比べるといいと思います。

じゃあ、民間療法とか東洋医学に
何ができるかと考えると、
鍼灸は必ずしも万能ではないし、
かといって鍼灸の可能性は思っているほど狭くもない、と思う。
しかし、難病が簡単に治るはずもないし、
治らないから難病というのだ。
(ああ、何を言っているのかわからなくなりました)

死んでしまった忌野清志郎氏のように、
自分の声を奪われるリスクのある
外科手術を避け、ミュージシャンとして生きるという
勇気ある選択のできる人は数少ない、と思う。

がんで死んだ、みたいな
ワイドショー的報道になっていることに
僕は腑に落ちない気持ちでいる。
きちんと生きた(偉そうな意見ですが)、ことに
フォーカスをあてて欲しいと僕は思います。

きちんと生きることができる人は少ないし、
でも、それぞれが最期を見据えてきちんと生きないと
いけないと思う訳です。

まったくもって偉そうな意見ですが、
鍼灸学校では、がんとか、生き死にのことなんて
教えてくれなかったものですから。
いま、とても考えています。
がんとは何という病だろうか、って。
そして、鍼灸に、僕に
何ができるのだろう、って。

2009年05月08日 鍼灸について

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