カメヤ鍼灸舎 のびのび
浜松にある ハリ・灸・手技療術の 東洋医学の治療所です

駅の南のブラジル

220px-affiche_emigration_jp_au_br-deb_xxe_s.jpg僕の住んでいるH市では
東海道線の線路を挟んで、
駅の南と北では街の様子が変わる。
駅の南には、かつて朝鮮系の人たちが住んでいた。
夜の蝶が川沿いに立っていて、連れ込み宿もあった。
いま高架下をくぐって駅の南に行くと、
そこにはリトルブラジルがある。

30歳を目前にして、こんなことを妄想したことがある。
ここからいちばん遠いところはどこだろう。
そこはブラジルじゃないか。
だって日本から直線で穴を掘り続けて地球を突き抜ければ、
(地底人の国がないという前提ならば)
きっとブラジルにたどり着くもの。
条口から承山への透刺よりも、長い距離だ。(笑)

いちばん遠いはずのブラジルがこんなに近くにある。

081229_13260001.jpg「セルヴィツー」という名前の
ブラジル食堂に足を運んだ。
セルフサービスのカフェテリアで「ボアタールデ!!」。
大きな皿に、
フュージョアーダもシェハスコもサラダものせて
1000円なり〜。

車産業の下請け企業の多い土地柄で、
90年代から労働力を提供してきた在日ブラジル人の皆さんも
もう三世が大きくなっている。
いつのまにか群馬の太田市を抜いて
在日ブラジル人の数がいちばんになった。
「セルヴィツー」にはポルトガル語が飛び交い、
ブラジル人で溢れかえっていた。

田舎はみんな同じであるのを好む傾向がある。
人と変わっていることは許されない。村八分の対象だ。
でもいろんなものが、一つのお椀のなかに
入っているガンボスープのほうが僕は好きだ。
そのほうが健全じゃないか。
僕は、「セルヴィツー」のレジにいた
働き者の 若いブラジル女性店員に見とれていた。

090110_16210001.jpgだからもう一つのガンボスープ、
鍼灸学校のある無国籍な大久保の街は好きだった。
夜の蝶が夜間部の学校のトイレに入って来て
用を足していたので、
入口がロックされたとの逸話もある。
冬のタチンボは冷えるのだ。

2009年01月13日 店長の二刀両断「世の中バカなのよ」

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