東へ西へ
6月は東へ西へ。
なぜか行く先々で「くいだおれ太郎」に会う。
私が、「くいだおれ太郎」を追いかけているのか、
「くいだおれ太郎」が、私を追いかけているのか、
わからなくなる。
そして、わからなくなると、
そんなことはどうでもいい事柄だと思えてくる。
月は流れて東へ西へ。
写真は、道頓堀の「くいだおれ太郎」6/29。
日本刺絡学会学術大会を拝聴した際、大阪にて。
もうひとつは、
渋谷シアターコクーンの「くいだおれ太郎」6/14。
『夏祭浪花鑑』を観劇した際、東京にて。
同じ「くいだおれ太郎」なのに、なぜか表情が違うように見えます。
さすが文楽の発祥の地、大阪。
人形の顔に感情が見えてくる、つうとこがおもしろいです。
文楽と感情(つまり関節の伸展屈曲と感情表現)についての考察は、
いづれまとめてみたいテーマなのです。
2008年07月05日 店長の目利き自慢